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□■  ノウハウバンクメールマガジン
■    「経営革新を成功に導くマネジメント その1」
                       経営コンサルタント三科 公孝
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1.経営の改革は車の運転と同じ
 
私の好きな言葉に、セブンアンドアイホールディングスCEOの鈴木敏文氏の言葉があります。
私の記憶する限りでは、それはこのような言葉でした。


「企業の経営改革は車の運転そのものです。
止まっている車を動かすには、まずはローギヤーから。
動き出したらセカンド、サード、トップとギヤーを入れ替えていく。
最初のローギヤーは見た目のスピードは遅く、音も大きい。
ギーギー、ガーガーと大きな音を立てる割りにスピードは出ない。
でも実際に馬力はあって、止まっている車を動かすには、やはり最初はローギヤーでないと都合が悪い。
焦って、いきなりサードギヤーやトップギヤーから始めれば、エンストばかりで進みません。」


そうなんです。
組織の改革とは、この言葉の通りなのです。

止まった状態の車を動かそうとすれば、そのスタートはローギヤーから。
音はうるさく、スピードは出ません。
しかしローギヤーから始めるからこそ、動き出すのです。
そして動き出したら、コンコンコンッとギヤーを入れ替えます。
そうすればスピードは上がっていきます。
だからこそまずはノロノロであろうと、ゆっくりであろうと、動き始めることです。

そう考えれば、経営革新のスタートは、まずできることから。
変えられるところから。
そして少しでも動き出したら、ギヤーを入れ替えるように、付加の掛け方を変えて
いきます。 

これはまさに企業の経営革新と同じです。
革新のスタート直後は、革新のスピードはゆっくりかもしれません。
やりなれた仕事のやり方を変えるのには抵抗があって、現場からは異論が出るかもしれません。
何もやらなければ静かなままだったのに。
動き出そうと思ったその時から、経営者の周りがざわめき始めます。
様々な騒音に、社長自身が面食らうかもしれません。
批判を受ける割には、思うほどの効果が上がらないと感じることもあるでしょう。
でも最初はそれでもいいのです。
なぜならこれは、ローギヤーの特性そのものだから。
ノロノロでも、ゆっくりとでも、まずは動くこと、進むことです。

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